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米で流行中?「ベータ b8ta」みたいな体験型店舗が近所にも増えてほしいなぁ!

#マーケティング

どうもこんにちは、エフ編集部です。

 

このコーナーでは、ECに関する様々な情報を収集・発信していますが、今回はリアル店舗のお話をしたいと思います。

 

「リアル店舗のあり方」「存在意義」が目まぐるしく変化してきている昨今、

 

ウィンドウショッピング中に欲しいものを見つけても、ネットで再検索して安い方で買うというのはもう当たり前の行動になってきていますが、そんな実店舗の次世代型として今注目されている「ベータ(B8TA)」をご存知でしょうか。

 

2015年にアメリカのサンフランシスコで生まれたベータは、「リテールを通じて人々に“新たな発見”をもたらす」をコンセプトに、米国内に23店舗(2020年8月現在)、アメリカホームセンター大手のLowe’s内に70店舗を構える人気店です。

 

今回はこの「ベータ」の何が新しいのかを見ていきたいと思います。こんなお店が近所にあったら絶対楽しいですよ。

 

サンフランシスコ発、最新のハードウェアに触れることができる体験型店舗「ベータ」

さて、この「ベータ」ですが、上の写真にあるように、最新のガジェットがずらりと並んでいるのが特徴のお店になります。

 

各製品の隣にはタブレットが置かれ、そこで製品の詳細を見たり、動画で使用シーンをイメージすることができます。

 

現在、ガジェット系を中心に累計1000ブランド以上が出品しており、まだ世に広く知れ渡っていないスタートアップの製品を体験することができたり、ユニークなプロダクトの数々に巡り会える場として広く支持されています。

 

もちろん置いてある商品は体験版ではなく、実際に購入することができる「製品版」なので、最新のガジェットを発見したり、使ってみたい人にはもってこいの場所です。

 

 

ベータは小売で儲けているのではない?! 展示や消費行動の分析データで収益を生むシステム

さて、ベータを語る上で欠かせないポイントがもう1つあります。

 

それは、ベータは出品者から月額費用をもらい、リアル店舗運営に必要な従業員の手配、接客トレーニング、在庫管理、物流、POSなどを提供している点にあります。

 

ベータは小売による販売手数料で収益を上げているのではなく、リアル店舗の運営代行とデータ収集で儲けている会社なんです。

 

出品者は1区画につき30万円(月額)前後の「出品料」を支払います。その代わり、在庫管理の手間やスタッフの人件費が削れます。

 

 

つまり、誰でも簡単にリアル店舗に出品できる仕組みを提供しているんです。

 

 

さらに、店舗内にはカメラが設置されており、来店客の行動データを収集。

 

来店客の行動履歴などのマーケティングデータが得られるようになっています。

 

「ベータ」への出品は約4週間ほどで完了すると言われており、ネットショップに出品するような手軽さでリアル店舗に出店できるのが売りとなっています。

 

お客さんは色んな「新しいモノ」に触れることができて楽しい、出品者側は面倒な店舗運営の手間などを省きつつ、人気の場所に出店することができて、データも収集できる。

 

双方にとってメリットが詰まった新しい店舗の形となっています。

 

実店舗で生まれる「衝動買い」は何にも代えがたいものです

さて、この米国発「ベータ」ですが、ついに日本にも8月に上陸したことで有名です。

 

新宿マルイ本館1階と、有楽町電気ビル1階にオープンしたそうですよ。

 

今度行ってみたいですね。

 

でもこういうお店、近所にも欲しいですよね〜

 

色々なサービスや商品に触れて、衝動買いしたいじゃないですか。

 

このベータを見ていて思ったのは俺たちのドンキってやっぱり最高の体験型店舗に近いよね〜、ということ。

 

これからもドンキのような?楽しい体験型店舗が増えてくることでしょう。

 

そしてECや物流との連携も高度に進化していくことが予想されますね。

 

以上、これからのエボリューションが楽しみな分野のお話でございました。

 

また次回もお楽しみに!

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