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【初挑戦】コウモリランの株分けやってみた

こんにちは。とみです。


紅葉が~、肌寒い気温で~、なんてニュースで言われ始めた今日この頃。
熊本では朝夕以外は相も変わらず残暑の厳しい日が続いております。


秋は過ごしやすくて好きなのですが、熊本では転がるように過ぎてしまうので、今年こそ「紅葉狩り」や「コスモス」なんかを観に行きたいと思います。




さて。そんな秋に差し掛かるこの時期にやっておかなくてはならないことが一つ。
それは「コウモリランの株分け」。


コウモリランとは正式にはビカクシダという、樹木の幹に着生しているシダ植物の一種のこと。
最近はホームセンターでよく見かけるので、育ててる人も多い個性的な観葉植物です。




角や蝙蝠やらに例えられる葉が可愛くて、私も3鉢育てています。


が。ここ最近一番古株の子が絶不調。
葉先がしわしわになってしまっていかにも「限界です」といった様子。


素人目ではありますが、土が劣化してスカスカになったことで補水ができないことと、子株が密集しすぎて息苦しいせいで弱ってそうな気がしました。
前々から植え替えないとなーっとか思ってたんですが、下手にやって枯れるのが怖くて放置の末の体たらくです。




基本的に観葉植物の植え替えの時期は寒くなる前までに済ませるのがセオリー。
9月はラストチャンスなのです(冬型の植物は別として)。


何とか枯らしたくないと思ってましたが、とあるブログの「枯れるときは枯れる」という言葉に「そりゃそうだなー」と納得。
そもそもこの弱った状態で冬は越せなさそうな気がするし。


元来コウモリランが丈夫な植物であることも調べて分かったので、一か八かで株分けに挑戦してみることにしました。




必要な道具




今回植え替えに用意したのはこちら。
水苔、テグス、黒いミシン糸、針金、トンカチ、釘、張り付けられそうな板とアイアンカゴ等。




コウモリランは本来樹木に活着して育つ植物なので、土に植えなくても、苔玉にしたり、木の板や枝に活着させたりと色々楽しめるマルチプレイヤー。
鉢植えだと場所をとるので、今回は苔玉と板、あと思い付きで買ってみたアイアンへの植え替えをやってみようと思います。




ステップ1 土を落とす


苔玉であれ板付けであれ、土は不要なので落とそうと鉢を外してみると、そこにはおぞましい光景が。。。
鉢で隠れていた部分に広がる無数の白いカビ。。。
写真載せれないレベルでやばかったです。


ここ最近土が固くなってしまい、鉢との間に隙間ができていたのが良くなかったらしく、そこに湿気がこもって白カビの温床と化していたようです。


植え替えに大切なのは、葉の部分とその近くの根っこだけなので、カビがついている部分は根っこごと全部廃棄しました。




ステップ2 子株を分解する


コウモリランは葉が出てくる「成長点」を起点に、二種の葉と根で構成されています。
お椀のように木に張り付き伸びる葉を「貯水葉」、上にぴょんぴょん伸びる葉を「胞子葉」といい、水を貯めるための葉と胞子をつけるための葉に別れています。




株分けの際には「成長点」「貯水葉」「胞子葉」の組み合わせを壊さないように分解してくのがコツのらしいです。
根は結構カットして良いらしいのですが「成長点」だけは傷つけないよう十分に注意します。




分解後がこちら。
全部で8世帯のご家庭が同居状態だった模様。
ぎゅうぎゅうすぎる。。。


初分解だったこともあり、いくつかほぼ根が残らなかった個体も出てしまいました。
シワシワの子は成長点も根もすでに枯れ落ちてしまっていたのでダメそうです。


果たして残りの個体は生き延びてくれるかどうか。。。
コウモリランの丈夫さにかけるしかないですね。




ステップ3 土台に張り付ける




お湯でふやかした水苔を取り外した小株に盛り付けていきます。
この時成長点を上にくるように配置しないと、後の成長がめちゃめちゃ遅くなってしまうのだそう。




苔玉の場合は苔の上に葉を配置して、根を埋め込むようにまとめ、テグスで苔がバラけないようにぐるぐる巻きにします。




板も同じように板に苔の山を作り、貯水葉を平らにするように広げて、苔と隙間がないようにぴったりテグスで巻き付けます。
巻き付けづらい場合は、釘を打って糸をひっかけるポイントを作るとよいそうです。


今回はテグスを使用してますが、ミシン糸でも大丈夫ですし、貯水葉がグリーンで柔らかい場合は傷をつけづらい麻紐やビニール紐で巻くと良いそうです。




なんとか完成!!


できあがりがこちら。




自宅にあった流木の存在を途中で思い出したので、それにも巻き付けてみました。
初心者でもそれなりに形になりました。


暫くは風通しの良い明るい日陰で様子を見守り、乾燥したらバケツに水をあげながら定着を待ちます。


あとは枯れずに育ってくれるかですが、根があまりついていない子もいたのでちょっと心配。
コウモリランの生命力に期待です。




観葉植物は癒し


自宅にはコウモリラン以外にもいくつか観葉植物を育てています。
動物に比べると手がかからず、かといって手を書ければすくすく育つ彼らの癒し効果は抜群。
デスクワークの私にとって、なくてはならない存在です。




昔から緑は目に良いと言いますが、心理学においても緑色は気持ちを安定させ、心や体の緊張をゆるめる効果があるとされています。
PC作業で凝り固まった筋肉もほぐしてくれる期待もあるのだそうです。


観葉植物は置き場が無いという方は、部屋に香りを取り入れるのもおすすめです。




お部屋やお家が好きな香りで満たされているって、想像以上に癒されます。




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詳しく香りの効果についてもご紹介されているので、初心者でも安心。
良い香りの中で過ごす心地よさ、ぜひ一度お試しください(^^)





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