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ダイレクトマーケティングの未来

#マーケティング

どうも、ひさびさの登場です。VAXです。

世の中が目まぐるしく変化していく今日この頃ですが、その中で「ダイレクトマーケティング」という言葉を耳にすることも増えたのではないでしょうか?

ECプラットフォームやシステムを利用したオンライン販売、もしくは実店舗、そしてどちらも利用してショップ経営をされているのであれば、技術的な進歩に乗り遅れないためにも「ダイレクトマーケティングの未来」について考えるきっかけになれば幸いです。

 

ではいってみましょう!

 

 

お客様の購買行動はどう変わってきたのか?

過去は「プッシュ型のダイレクトマーケティング」が主軸だった

ほんの少し前まで、ダイレクトマーケティングといえば、企業からお客様へ一方的にお知らせをお届けする「プッシュ型」が主流でした。例えば、たくさんの人に同じ内容で送られるメールマガジンや、ポストに届くDM、スマートフォンのアプリからの通知などがそうですね。

当時は、リアルな店舗でのお買い物がまだまだ中心で、オンラインはあくまで「補助的な役割」でした。この頃のマーケティングは、一人ひとりに合わせるというより、「たくさんの人に、まず知ってもらう」という考え方が基本でした。

そのため、メッセージを送った後のお客様の反応を見て、後から「この内容は響かなかったかな?」「次はどうしよう?」と試行錯誤を繰り返していた方も多いのではないでしょうか。

新規のお客様にいかにアプローチするかに力が注がれ、一度買っていただいた後の関係づくりは、今ほど重要視されていなかったかもしれません。それはそれで、一生懸命な時代だったと言えます。。。

 

現在は「顧客重視のダイレクトマーケティング」が当たり前に

コロナ禍を経て、私たちの生活は大きく変わりました。

それに伴い、さらにオンラインでのお買い物が一気に身近なものになりましたよね。

情報収集の手段も、SNSや動画サイト、口コミサイトなど、多様化したからこそ、お客様は単に「こんな商品がありますよ」と告知するだけは、心が動かなくなってきたのです。

むしろ、現在は「この情報は私にぴったり!」「このブランドは私のことを分かってくれている」と感じられるような、パーソナルな体験が求められるようになりました。

企業からの発信に対して「お客様が気軽に反応を返せる」、そんな双方向のコミュニケーションがとても大切になってきています。

そして、一度きりのお買い物で終わらせるのではなく、お客様一人ひとりと長く続く素敵な関係を築き、生涯にわたってブランドを愛してもらう「リレーションシップ・マーケティング」という考え方がより重要視されるようになったと言えるのではないでしょうか。

 

未来は「AIチャット」でより深いパーソナライズを実現

そして、これから先の未来を想像してみると、主役となるのが、AI(人工知能)です。

例えば、チャットアプリでAIアシスタントと「こんな雰囲気のワンピースが欲しいな」「肌が乾燥しがちなんだけど、おすすめの化粧水はある?」といったような、まるでお店の店員さんとおしゃべりするように相談しながら、自分にぴったりの商品を見つけて、そのまま購入までできてしまう。そんな未来が、もうすぐそこまで来ているんです。

これは、「24時間365日、いつでもあなたの専属スタイリストやアドバイザーがそばにいてくれる」そのような感覚に近いかもしれません。

テクノロジーが、お買い物の入口から出口までを、もっとスムーズに、もっと便利に、そして何より「あなただけ」のためにカスタマイズされた、心温まる体験へと変えていっていくことになるのではないでしょうか。

 

 

未来のダイレクトマーケティングに備えるために知っておくべきこと!

個人的な購買行動も含めて、時系列的な変化を把握した後は「じゃあ店舗運営者として何をすればいいの?」となりますよね。

重要なことは日々変化するデジタルとビジネスの手法や戦略についてを理解し、行動することです。

 

パーソナライズとエンゲージメントの両立

パーソナライズとは、お客様一人ひとりの生活スタイルや嗜好に合わせた情報を届けるマーケティング手法です。一方で、エンゲージメントは、お客様とブランドとの関係性を深める双方向の交流を意味します。この二つを上手に両立させることで、より深い信頼関係が築けます。

具体的には、朝にコーヒーを淹れるのが日課のお客様には、新作のコーヒー豆が入荷したことを朝の時間帯にお伝えしたり、子育て中のママには成長段階に合わせた育児グッズの情報を届けることが挙げられます。また、一方的な情報発信にとどまらず、コメントや反応を誘うような投稿を行うことで、親しい友達のような自然なやりとりの中で関係を深めていくことができます。

 

CDPとマイクロセグメンテーションの活用

CDP(Customer Data Platform)とは、お客様に関するさまざまな情報を一元的に管理するためのデータ基盤です。一方、マイクロセグメンテーションとは、CDPに集約された情報をもとに、非常に細かいグループ単位に顧客を分類することを指します。

具体的には、SNSでの反応、WEBサイトでの閲覧行動、購入履歴、カスタマーサポートとのやりとりといった情報を紐解くことで、「このお客様は、今、何に悩んでいるのか」「どんな商品に興味を持ちそうか」が把握できます。そして、その情報をもとに、それぞれのお客様に「ぴったり」なメッセージや商品を届けることで、心に響くマーケティングを実現できます。

 

SNSで「見つけて、ときめいて、すぐ買える」技術の導入

SNSにおける「見つけて、ときめいて、すぐ買える」技術とは、生活に溶け込んだ日常の中で自然に商品に出会い、関心を持ち、スムーズに購入まで至る一連の流れを指します。例えば、「Instagramのショッピング機能」や最近話題となってきた「TikTok Shop」への対応などがそれらにあたります。

家族とのおでかけ写真のなかで使っているバッグ、お気に入りの朝ごはんに添えるドレッシング、普段使いのコスメなど、リアルなシーンで自然に商品が登場する投稿が効果的であり、SNSのアカウントへの親近感を高めて、ファンやリピーターの増加も期待できる。さらに、その投稿がSNS上で共有され、その投稿を見たお客様がスムーズに商品ページに移動し、そのまま購入できるような仕組みを整えることで、顧客が「私も使ってみたい」と感じやすくなります。

 

 

最新の技術を「お客様目線」でどんどん体験していこう!

最新の技術は、日々目まぐるしく進化していますが、肝心なのは「お客様にとってどんな価値があるのか」という視点です。便利さや新しさだけに目を奪われず、「この機能はお客様のどんな悩みを解決するのか」「本当に必要とされているのか」という問いを常に持ちながら導入を検討することが大切です。

また、新しい技術を導入する際には、お客様の声をしっかり聞いて、実際に使ってみてフィードバックを反映するというサイクルを丁寧に回すことが成功のカギとなります。たとえば、AIチャットを導入する際にも、「お客様が何を求めていて、どんな質問をするのか」を想像し、より自然で親しみやすい応答が届くように設定することが重要です。

そして、導入後もお客様の反応を観察し、使いにくい点があれば改善し続ける姿勢が求められます。

技術はあくまで手段であり、最終的には「お客様にどんな体験を届けたいのか」を明確にしたうえで、それに合った技術を選ぶことが成功につながります。

 

 

まとめ

ダイレクトマーケティングの未来は、テクノロジーの進化とともに、ますますパーソナライズされ、お客様一人ひとりに寄り添ったものになっていきますが、どんなに高度な技術が登場しても、その根幹にあるのは「お客様を理解し、心の通った関係を築きたい」という思いです。

変化し続ける市場の中で成功するためには、データの活用と最新の技術を上手に取り入れ、お客様との温かなつながりを大切にすること。そして、柔軟な姿勢で新しい技術を積極的に試し、お客様の声を反映し続ける努力が欠かせません。

オンラインショップや実店舗の運営者として、自分自身が「商品を購入する時の気持ち」を今一度思い出してみることをおすすめします!

 

 

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