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【EC最新トレンド】あいつぐECサイト買収劇!EC市場はレッドオーシャン化したのか?

0630-blog-06こんにちわ!ヒックことヤノッチです!!!

 

今日はECサイトの運営に迫ってみます!!!

 

なぜなら・・・

 

昨今、僕たちがECに携わり、目指したECサイトが次々に買収というニュースが飛び込んできます。

 

もちろん買収されることが必ずしも悪ではないです!ビジネス上売却も当然手法です。

 

しかし寂しいのです。。(なんとなく。。)

 

成長市場のEC市場で売却するということは?

EC市場はもはやレッドオーシャンなのか・・・?

 

まずは買収事例に迫ってみます。

 

 

 

買収事例 「ゲキカグ」


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楽天市場でショップオブイヤーにも輝いた、「ゲキカグ」。

2013年に事務用品大手のキングジムが買収しました。

 

当時年商約35億円だったゲキカグが25億円で取引されました。

 

販路拡大や新商品開発・販売のチャネルとしてゲキカグに白羽の矢がたったようです。

 

 

 

買収事例 「アンジェ」


 

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衝撃的で今でも鮮明に覚えているのが「クックパッド」による「アンジェ」の買収。

 

クックパッドは子会社化とし、運営はそのまま、という感じの話でしたが、すでにインターフェースは様変わりしており、今後もどのようなシナジーが生まれるか注目しています。

 

 

 

 

買収事例 「daily-3」


 

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7年連続ショップオブイヤーを受賞している「daily-3」を通販大手の「ベルーナ」が先日買収しました。

 

ベルーナはdaily-3の持つモール内におけるノウハウの獲得と販売商品の拡大をもくろんでるようです。

 

先日受賞したばかりの現役バリバリのトップ企業の買収に驚きました。。

 

 

 

買収事例 「夢展望」


 

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楽天のみならず、自社や他のモール、実店舗、海外にまでも拡大し、ECからいわゆるドリームをはたした「夢展望」を今話題の「健康コーポレーション」が今年買収しました。

 

為替等の影響もあり、昨期の決算で赤字だったこともあり、また特にそのスマホでの販売ノウハウが健康コーポレーションの様々な事業に生かせると売却にいたったようです。

 

 

 

 

 

 

あらためてECサイト運営の大変さ


 

ECサイトも当然利益を出さなければなりません。

特にその成長性から儲かっているように見えますが、実情はそうでないケースも非常に多いです。

 

アンジェの洞本さんも「青天井で次のステージに成長できる時代ではなくなった」とおっしゃってました。

 

特にモール型で売上を一気に成長させた企業に多くあるように思います。

 

1.利益を出しつづける

2.キャッシュフロー

 

EC事業は他の業種と変わらず、仕入れたものを販売し、利益を出すという単純明快な仕組みです。

 

しかしそれを短期的にも中長期的にも、売上や成長を維持しながら運営するのは非常に困難です。

 

 

 

利益を出し続ける


 

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売上が変動費+固定費の費用を超えれば利益がでます。

特に近年EC事業者にとって大変なのが送料や販促費、また為替等にも影響した原価、いわゆる変動費の各項目の単価が著しく変動し、値上げの方向に向かっているということです。

 

その場合、まずは固定費を抑えに行ったり、単価を上げて利益率を確保する、という手段をとったり、変動費の中の販促費を削ったりするケースが多いです。

 

そうなると?

 

売上が鈍化します。。

 

各費用を抑えて損益分岐点を下げても、売上が下がったらそれを超えるハードルは上がります。

 

逆に規模の経済性を失い、費用があがるケースも。

 

 

 

 

キャッシュフロー


 

EC事業者が最も困る?といっても過言でないのがキャッシュフローの問題です。

 

 

■困難1 ほとんどがクレジット決済

 

例えば楽天市場にて運営した場合

80~90%がクレジット決済というケースが多いです。

※逆にクレジット決済がないと売れません・・・

 

一般の小売ではまだここまではないと思います。

 

クレジットカードの場合、入金が約1ヵ月後、長いと2ヵ月後になります。

 

当然原価となる商品代金はすでに支払わないといけません。さらに入金とほぼ同じタイミングで送料やモールへの支払いがやってきます。

 

また他の決済方法は入金時期が異なるので、細かい会計管理をしてないとわけがわからなくなります。

 

経営がうまくいかないときに最も多く見られるのがこのケースです。

 

 

 

■困難2 成長スピード

 

EC業界では昔ほどではないですが、今でも昨年対比が5倍ですとか、当たり前にある業界です。

 

毎月のように高速な売上成長を遂げると、原価となる商品代金もその成長スピード、いやそれ以上の金額で入金より先に出金していきます。

 

あわせて変動費も売上成長とほぼ一緒にあがっていきますので、その支払いも・・・

 

 

 

■困難3 在庫

 

今度は逆に売上が何らかの理由で落ちたとき・・・

 

多いのは前述の、固定費や変動費の上昇で、値上げをしたり、販促費を削ったりし、損益分岐点を下げた場合に起こります。

 

また最近懸念されるのは楽天市場等の圧倒的なモールの売上シェアが大きく、そこが傾くと・・・この場合も、この状況に陥ります。

 

支払った商品が、売れない。 → 現金が入ってこない。。

 

こうなると状況によっては、企業存続の手段は限られてきます。

 

 

また、その他では消費税等の税金の支払いで困る企業様もいらっしゃいます。

 

 

上記のような理由で、ECサイトの中身は、外からみるほど楽ではありません。

 

しかし、大手企業は上記問題に対応できる資金力等があります。

 

EC参入に遅れた大手企業が買収を繰り広げるのはこんな背景もあるかと思います。

 

 

 

まとめ


 

結論、EC市場はもはやレッドオーション化してると思います。

 

そんな中で売上が伸びてるから会計の分野をおざなりにしてる企業様も多いと感じます。

 

 

まず、複雑なECの会計を必ず明瞭に管理しなければなりません。

 

企業によっては毎月決算をしっかり行ったり、デイリーで損益とキャッシュフローの管理がわかるようにしている企業もあります。

 

ここまでしっかりやると、上記リスクの回避はもちろん、例えば来月にいくら販促費が捻出できるか?等のことがわかり、成長スピードもあがります。

 

そしてその成長スピードは各企業の資金力やその調達力で違います。

 

もちろんキャップをはめてしまってはいけません!!!!

売上が上がることはいいことです!!!!!

 

反面、売上を上げるのは同時にリスクが大きくなります。

 

会計管理をしっかり!!!

 

いくら利益が出ているのか?

いついくら入金があるのか?

いついくら出金があるのか?

いついくらなら調達できるのか?

不振在庫はないか?

売上が特定のチャネルに寄りすぎてないか?

 

上記は一部ですが、把握する体制ができたらGO!!!!

 

とりあえずやる!もいいですが、

レッドオーシャンの今、

販促活動はそれからかもしれませんね!

 

今日は以上です!

次回をお楽しみに♪

 

 

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